本日の記事は和歌山県の湯の峰温泉。
とろりとした肌あたりの良いお湯で私の大好きな温泉です。
今回は母ひとり子4人でお邪魔しました。
ドタバタ旅の様子と共に湯の峰温泉のすばらしさを徹底レビューしますよ。
【湯の峰温泉日帰り旅】入れる世界遺産つぼ湯
なんでも昔々、天皇が熊野詣をするときに湯の峰温泉に浸かって体を清めたとか。
で、この湯の峰温泉の一番の見どころは『つぼ湯』
約1800年前に発見されたとして、日本最古の温泉ともいわれています。
2004年に紀伊山地の霊場と参詣道の1部とみなされ世界遺産に登録されてからは、ますます人気の温泉になっています。
こちらのつぼ湯、大人ふたりでいっぱいほどの小さな公衆浴場。
1組30分交代の貸し切り制になっています。
実はこの日ラッキーなことに、待っているのは1組しかいませんでした。
けれど大人がわたし1人に対して幼稚園児2名に小学生の男女ひとりずつ。
長男と次男とを小雨の降る中待たせておくのもはばかれるので、泣く泣くつぼ湯へ入浴するのはあきらめ公衆浴場へ。
つぼ湯の中はこんな感じ。
一日に7回温泉の色が変わるという伝説は、秘湯温泉界隈では有名な話だそうです。
必ずいつかリベンジします!
つぼ湯詳細データ
住所
和歌山県田辺市本宮町本宮 湯の峰 110
(地図)
電話番号
0735-42-0074
駐車場
無料Pあり
営業時間
午前6時~午後9時30分
定休日
なし
料金
大人780円 12歳未満470円
※つぼ湯入浴者は公衆浴場一般湯かくすり湯に1回入浴可
【湯の峰温泉日帰り旅】公衆浴場へいざ!
入り口の券売機で入場券を購入します。
公衆浴場は加水をしている一般浴場と、くすり湯という源泉100%かけ流しの温泉の2種類。
源泉100%も気になったのですが、こちらは体を洗ったりできないとのことだったのでやむなく一般浴場へ行くことに。
ちなみに、こちらの一般浴場にもシャンプーなどの備え付けのアメニティはありません。
必要な場合はどれも持ち込んでくださいとのこと。
券売機のところにトイレがありますがすべて和式でした。
洋式トイレはくすり湯の入り口にありました。
こちらがくすり湯の入り口です。
画像左側にトイレがあります。
こちらが公衆浴場。
手前が一般浴場で奥がくすり湯。
女湯の脱衣所です。
ロッカーは鍵付きです。
すごく雰囲気のある温泉です。
加水はしていますがもちろんかけ流しで水がヒタヒタ常に溢れています。
カランはシャワー付きでした。
お湯の色はほのかに乳白色。
入る時間帯によってもお湯の色が違うようです。
お湯はとろりとした美容液のような肌あたりです。
厚木市の七沢温泉と同じような泉質。
湯の花がたくさん浮いていました。
温度は41度くらいでしょうか。
4歳と11歳の娘も問題なく入浴を満喫できました。
湯の峰公衆浴場詳細データ
【湯の峰温泉日帰り旅】公衆浴場の周りを散策してみよう
温泉街自体はとてもこじんまりとした小さな街です。
公衆浴場を出たところには食堂兼売店がありました。
目の前の駐車スペースは障害者用スペースです。
歩いて1分もかからないところに46台停められる駐車場があります。
湯の峰温泉売店・食堂
熊野古道の入り口は公衆浴場のすぐそばです。
子供たちのお楽しみはこれ。
『湯筒』というのだそうですが、なんだかわかりますか?
すぐそばの売店へ行って卵を買います。
そう、温泉卵づくりです。
ちょうど5個入りのものが売っていたので喧嘩せずに食べられそうです。
もう一度先ほどの湯筒へ戻り、生卵を入れて12分ほど待ちます。
その間、案内板を眺めたり
近くの温泉旅館をのぞいたり
湯筒地蔵に手を合わせてみたり
湯筒の様子を窺ったり
ちょっと飽きてきたころにようやくアラーム。
お湯の温度は90度ほどだそうです。
危ないので大人が引き上げてくださいね。
写真を撮る間もなく皆食べてしまったので画像をお借りしました。
湯の峰温泉で誰か様が作った温泉卵。
おいしそうでしょう。
【湯の峰温泉日帰り旅】まとめ
いかがでしたか?
日帰りで満喫する湯の峰温泉の徹底レビューをお送りしました。
温泉はもちろんですが、公衆浴場で出会った地元のおばあちゃま、公衆浴場の受付のお母さんや売店のお姉さん。
どなたもとっても親切で、最高にリフレッシュできました。
また、きれいな洋式のトイレや脱衣所のベビーベッドなどあるので小さなお子さん連れでもおすすめですよ。
我が家の4人の子供たちはそれぞれとってもお風呂を満喫していました。
ただ1点、ドライヤーがないので持参していない人は風邪には気を付けて!
最後までご覧いただきありがとうございました。