初めての海外旅行。
不安がいっぱいで行きたいけれど踏み切れない人。
不安だから行きたくないけど行かざるを得ない人。
いろんな人に届けたいです。
海外旅行ってとっても楽しいです。
日本にいる間にしっかり準備して、不安を解消しちゃいましょう。
我が家の不安解消法をご紹介します。
Contents
海外旅行で一番の不安はトラブル時に英語で対応できる自信がないという事
海外旅行に対して不安・・・というあなた。
具体的に何が不安か聞かれるといくつ挙げられますか?
ただ漠然となんとなく不安と思っている人も多いのではないでしょうか?
2018年6月にエアトリが実施した「海外旅行時のトラブルと対処法」に関する調査より。
「(海外旅行に行く際、不安を抱いたことがある人に対し)どのような不安がありますか」という質問に対する結果がこちら。
(参考:株式会社エアトリプレスリリースより)
海外渡航回数が1~9回の人の不安なこと
- 治安
- 荷物の盗難・紛失
- 現地でのコミュニケーション
- 現地での病気やケガ
- 衛生面
- ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘
- 飛行機の遅延・欠航・乗り継ぎ
- 現地での移動
- 災害
- Wi-Fi環境
- そのほか
どれも納得の回答ですよね。
不安の根本はこれらのことが起こった時に英語で対処できないからではないでしょうか?
ということは、そのようなことが起こらないように対策することで不安が大幅に軽減されます。
それでは私が実際に海外旅行へ行くときにしている対策法をご紹介します。
海外旅行の不安に対して、我が家が実際に対策していること
治安
この記事を読んでくださっているくらい慎重派のあなたなら、アフリカの内地や初めて国名を聞くような未知の国には行かないと思います。
ただ、こんなご時世ですから外務省の渡航情報くらいはチェックしておいてもいいかもしれません。
こんな感じで各地の危険レベルを1~4に分けて警告してくれています。
色が塗られていない場所は危険な要因が今のところないという場所です。
もしも色がついている場所へ行きたいならば自己責任です。
私自身、ボルネオ島へ行ったときはレベル2の地域の空港を使いました。
ネットや本、新聞から相当情報を集めました。
結果的には、沿岸付近一帯がレベル2になっていたのですが、海上の危険度が高いためと判断し渡航を決めました。
(空港を降りたらすぐに色がついていない場所へ移動するスケジュールでした。)
治安に対する不安への対策
- 外務省の渡航情報をチェックする
- 「○○(行きたい場所) 治安」とひたすら検索する
- 実際に行った人に現地の様子を聞いてみる
身近に現地へ行った人がいない場合は地球の歩き方というサイトの掲示板で聞いてみるのがおすすめです。
この掲示板はバックパッカーも多く利用しているので、今現地にいる人や旅慣れている人から回答をもらえることがよくあります。
私も現地の気温や服装などよく相談しています。
荷物の盗難・紛失
これについてはある意味「治安」でもありますので、インターネットなどで現地の様子を検索してみるといいです。
それ以外に自分で対策できることは次の2つ。
- 盗難されないよう荷物の管理を慎重にする
- 荷物の盗難補償がついている保険に入る
海外旅行での荷物の管理について
- なるべく現金を持たないようにする
- 基本的にはデビットカードやクレジットカードを使う
- 現金は数か所に分けて管理する
- パスポートは基本的に持ち歩く
- 高価なアクセサリーは持って行かない
これらは私が実際に海外旅行で気を付けていることですが、渡航先や宿泊先によってもだいぶ変わります。
例えば、格式のあるホテルに泊まるとなれば貴重品は金庫にしまっておくこともあります。
ハワイではアルコールを買うときにパスポートの提示を求められることが多いので基本的には持ち歩きます。
しかしアフリカへ行った時には鍵付きのスーツケースに入れて部屋に置いておいたほうがより安全だと思い、持ち歩きませんでした。
選択肢をいくつか用意したうえで、現地の様子を確認し管理の仕方を決めるべきだと思います。
また、クレジットカードは紛失した際すぐに対処すれば被害は最小限で抑えることができますが、現金はなくしたら帰ってきません。
ただ、これに関してもスキミングの問題などありますので、現地の治安を考慮したうえで検討しています。
荷物の盗難補償がついている保険について
- クレジットカードの保険をチェックする
- クレジットカードに保証がなければ海外旅行保険をチェックする
ほとんどのクレジットカードには海外旅行損害保険が付帯されています。
クレジット会社やカードの種類によって保障の範囲や内容が異なるので確認してみましょう。
その際、催行品の破損や盗難などの保証もカバーされているかをチェックしてください。
我が家の場合は、荷物の紛失による現地での面倒な手続きよりも、諦めてその時間を楽しむという考え方です。
紛失や盗難にあわないよう細心の注意は払いますが、基本的にはクレジットカードの付帯保証はお守り程度の位置づけです。
現地でのコミュニケーション
言葉の不安に関しては以下の記事で詳しく解説しているのでよかったら読んでみてください。
現地での病気やケガ
我が家のように子供連れだととっても不安ですよね。
我が家が実際に対策していることは次の通りです。
病気やケガに関する対策
- それなりに補償内容が充実している海外旅行保険に入る
- 普段使っている薬を持っていく
- ひと通りのケガ用アイテムを持っていく
- なるべく日本にいるときと同じような生活リズムで過ごす
こればっかりはしっかりと保険に入って、病気やけがをしないように注意するしかありません。
子供の場合、睡眠時間が変わると体調に変化が出やすいので、いつもと同じ就寝時間を心がけています。
アレルギー
次女は食物アレルギーがあるので、事前準備にはかなり気を使っています。
食物アレルギーの場合は、食べたり触れたりしなければアナフィラキシーを防げる場合が多いのでしっかりと対策しています。
また、もしも症状が出てしまった場合の対策もぬかりなく、です。
アレルギーに関する対策
- 食べたことのないものは食べさせない
- アレルギーを抑える薬を常に持ち歩く
- アレルギーを起こす原因物質の英語と現地語の表記を覚えておく
- 料理を注文するときに伝えておくべきことの英文をメモ&暗記しておく
- 近くの病院を調べておく
- 助けを求めるときの英文をメモ&暗記しておく
- なんだかわからないものに関しては必ず聞く
アレルギーに関しても、言葉がネックになるので事前にしっかり調べてメモしています。
参考までに我が家のメモに書いている英文を載せておきます。

My daughter is allergic to nuts.

Does this dish contain nuts?

She ate even though she was allergic to nuts.
レストランへは混んでいる時間帯には行かず、ゆっくり落ち着いて対応してもらえそうな空いている時間帯へ行く、というのもありかも。
英語に自身がない人は、食べられないものを具体的に書いたカードなどを持ち歩くといいですよ。
衛生面
こちらも子供連れには心配なところ。
今でこそどんと来いと構えていますが、我が家も子連れ海外旅行初心者の頃はとっても不安でした。
衛生面に対する不安への対策
- 飲料水は必ずミネラルウォーターを買う
- 場所によっては歯磨きもミネラルウォーターで。
- ハンドソープを持って行く
- アルコールジェルやウェットティッシュを持って行く
- サラダやかき氷系のデザートは場所を選んで食べる
ハワイなど日本と同じように過ごせる場所ではそんなに神経質にならなくても大丈夫です。
アジアやアフリカへ行くときは少し慎重に。

ハンドソープは衛生面、というより現地の物が肌に合わなかったりするので持って行く、という感じです。
コンドミニアムのキッチンや洗面所へ置いておくと子供たちもいつも通りにきちんと手洗いしてくれます。

アジア圏へ行くときは生野菜や屋台のデザート、氷入りの飲み物なども気を付けてください・・。
インドではジュースのびんに直接口をつけて飲むのもNGと聞いたことがあります。
ちなみに、我が家はまだ一度も現地で体調を崩したことがないという丈夫な胃腸が自慢です。
ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘
これも上に書いた治安に少し似ていますね。
現地の情報を事前に集めておくと対策しやすいかもしれません。
ぼったくりなどに対する不安への対策
- 現地の情報を集めておく
- 毅然とした態度で断る
- なるべく日本にいるときにスケジュールを決めておく
観光地などメジャーな場所だとしつこい勧誘がある場所など、誰かしらがレビューしていることが多いです。
エジプトのラクダと記念写真、イタリアの記念写真撮影など有名ですよね。
実際に現地に行った人の話を耳に入れておけば、心づもりしておきやすいです。
しつこく勧誘されてもヘラヘラせずにはっきり「No!」「No thank you.」とはっきり断りましょう。
とはいえ、現地でのコミュニケーションも旅の醍醐味。
子供連れの場合、基本的なスケジュールは日本にいるときに決めておき、できることなら日本で予約しておくほうが安心。
そのうえで、現地での勧誘は状況をしっかり判断しながら、時間に余裕があるならば話を聞くべき。
金額や時間の交渉など、基本的な英会話は覚えておくといいですね。

Is that price for the whole family?

Is it an hour price?

Isn't it a little longer?

Could you give me a discount?

Could you please give me a discount if I buy two?
飛行機の遅延・欠航・乗り継ぎ
ツアーを利用せず、100%手配旅行にしている我が家でもこれは不安なこと。
しかも毎回格安航空券を買っているので遅延の場合は泣き寝入りするしかない場合も。
小さな航空会社だと、お客さんが少ないと勝手に欠航にされたりしてしまうこともあるみたいです。
アフリカのPrecision Airという航空会社では頻繁に欠航があるということで、イチかバチかでした。
我が家のように宿も自分で手配している場合は飛行機の遅延や欠航によって、そちらにも迷惑をかけてしまう事になります。
というわけで、スケジュール全体を見て事前に対策しています。
飛行機の欠航・遅延に対する不安への対策
- 欠航や遅延した時の英会話をシュミレーションしておく
- 海外でも携帯を使えるようにしておく
- 大事なものは手荷物に入れておく
ここでもネックなのが英会話。
けれど、とりあえずスマホさえあればどうにかなるので、携帯は常に使える状態にしておきましょう。

迷ったときなど地図も使えるし、容量を気にしなくても安心なように毎回無制限のプランにしています。
1台のポケットwifiがあれば家族で共有できるところも有難いです。
ちなみに我が家が毎回レンタルするのはグローバルWiFiです。
旅行用に特化しているし、レンタル料金もお得。
なんと言っても大手なので、なんとなく安心しています。
\ ネットが安心して使える! /
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乗り継ぎに対する不安への対策
- ガイドブックやネットで空港の全体図をザックリ頭に入れておく
- 事前にWEBチェックインをする
- 利用する空港会社のアプリをダウンロードしておく
とてつもなく広い空港から、信じられないほど『こじんまり』とした小さな空港まで色々と使いましたが、この3点でどうにかなってます。
全体図といってもなかなかイメージするのは難しいです。
例えば、空港内にモノレールがあるらしいとか、 時間をつぶすならココがいいよ、とかそんな情報だけでも知っておくといいですね。

空港や時間帯によってはチェックインカウンターに人が誰もいない場合があります。(経験済み)
チェックインは事前にWEBで済ましておいたほうが絶対に安心です。

日本にいるときに空港会社のアプリをダウンロードしておき、使い方をチェックしておきます。
周遊して観光する場合や、帰りのチェックインはあいている時間に現地でWEBチェックインです。

\ 日本にいる時と同じ様に使える! /
\ おすすめのポケットwifiはこちら /
現地での移動
大きく分けて現地での移動は以下の通りです。
- レンタカー
- 電車やバス
- タクシー
- 自転車
- 徒歩
- チャーター車
アジア圏は交通事情が悪いところが多く、タクシーが安いので迷わずタクシーを使っています。
治安に不安がある場所ではチャーター便(運転手付き送迎)が安心ですね。
子供たちがある程度大きくなった今は、現地の電車やバスを使うのも楽しいです。
治安や交通事情に問題がない場所の場合はレンタカーを借りることが多いです。


気になったところに自由に立ち寄れるのもレンタカーの魅力
現地での移動に対する不安への対策
- 治安や交通事情をリサーチして移動手段を決定
- 予約が必要なものについては日本で予約しておく
- レンタカーの場合は現地の交通ルールを調べておく
- 国際免許証を取得しておく
国際免許証は居住地を管轄している警察署で簡単に取得することができます。
詳細は警察庁のHPに載っていますので確認してください。
ジュネーブ条約に加盟している国で使用することができます。

子供連れの旅行で大事なことは、事前にできることは済ませておくこと。
できるだけ、現地で子供が時間を持て余すことがないよう、予約できるものはすべて予約していったほうがいいです。
レンタカーを借りることが多い我が家は、もちろんレンタカーも必ず日本で予約しています。

使い慣れているのでバジェット・レンタカーを利用することが多いです。
初めて海外のレンタカーを利用するという人は、比較サイトでいろいろな会社を見ておくといいですよ。
災害
正直に言うと、この辺はちょっともうお手上げです。
地震、津波、火事、水害など自然現象による災害は旅行保険の適用外の場合がほとんどです。
なので、そうならないことを祈るしかないという感じ。
災害による飛行機の遅延など、予定をたてなおしたり、新たに手配したりということに対応はできるようにしておきましょう。

身の安全を第一に行動するしかないですね。
wifi環境
これは先ほどから書いているように、出国するタイミングでポケットwifiをレンタルすることをおすすめします。
wifi環境に対する不安への対策
- 日本でポケットwifiをレンタル
- 出国する前に設定を確認
- わからないことはこの時に店員さんに確認する
- 容量を多めに設定
現地で格安SIMを購入するなどほかに手段はありますが、我が家ではポケットwifiをレンタルしています。
理由は以下の通りです。
- 日本で設定やレンタルできて安心
- 返却も日本でできる
- ポケットwifiなら家族で共有できる
- 空港でも使える
現地でひとりひとりスマホを持ち歩いて、なおかつ別行動する時間も作りたい、という人は格安SIMのほうがいいですね。
スマホを使いながらタブレットで事前にWEBチェックイン、など複数のメディアを使いたい場合はポケットwifiがおすすめです。
また、レンタカーでグーグルマップを使うことが多いので毎回無制限のプランにしています。

また、格安SIMは現地の空港で購入する人がほとんどです。
心配性の私は、飛行機の遅延などのトラブルに即時スマホで対応できるという点も安心しています。
\ 日本にいる時と同じ様に使える! /
\ おすすめのポケットwifiはこちら /
海外旅行は不安ばかりじゃもったいない!トラブルを楽しむ余裕を持つために
せっかくの海外旅行なんだから、何もかも不安で行きたいところ、見たいことろ、食べたいものを我慢するようではもったいないです。
多少のトラブルなら逆に楽しんでしまうのも旅の醍醐味です。
我が家の旅のトラブルエピソード
- レンタカーのタイヤをまさかの4本ともパンク!
- ベビーカーを持って行くのを忘れた
- 某島(英語圏)にて、まったく英語が通じない
- 激寒の場所へ行くのに全員上着を持って行くのを忘れた
もちろん、これ以外にもたっぷりトラブルエピソードがあります。

ただし、これは事前準備がしっかりできているからこそ。
日本にいるときにいろいろなトラブルをシュミレーションしておくことが大事です。
想定外の笑っちゃうようなトラブルは、もう身を任せるしかないとドンと構える覚悟も必要です。
・・・と、大きなことを言えるのも、実は翻訳機を持って行ってるから、というところが大きいです。

本当に心配性なので、翻訳機はwifiがなくても使えるものを選んでいます。
これはかなり強力な味方になるのでおすすめの翻訳機を載せておきますね。
\ ほんとにおススメ!! /
\ 子連れ旅行の強い味方! /
【海外旅行】英語ができないから不安!旅行を楽しむためにやるべき事という記事にも書いていますが、翻訳機はレンタルより購入が断然おすすめ。
事前に使い方にも慣れておくことができるし、もしもの時の英文メモもサクッと勉強できちゃいます。
時差ボケなんかにさせない!対策をして子連れ海外旅行を楽しもう